イギリスで排出される温室効果ガスの半分は、非効率的な建設作業、食品や電化製品、衣料品の余剰と廃棄が原因だという。
アメリカでは、エネルギーの3分の2が活用されていない。
化石燃料業界への助成金は、世界全体で年間5兆ドルに達するというIMFの報告もある。
気候問題へのとりくみが手ぬるいと、2030年までに26兆ドルの経済的損失が生じる。
アメリカは食料の4分の1を廃棄しており、1食あたりのカーボンフットプリントを4倍に高めている。
いま急速に広がっている仮想通貨ビットコインは、マイニングと呼ばれる「採掘」作業が消費する電力が、世界中の太陽光パネルが生みだす電力より多い。
あるシンクタンクが2019年に推計したところ、インターネットポルノが生みだす二酸化炭素はベルギーの総排出量に相当するという。