OTT動画サービスは、細分化することも可能ですが、大きくは3つのカテゴリーに分けられます。
Advertising Video On Demand (AVOD):広告収益をベースとした動画配信サービスになります。TVerやGYAO!などが日本の代表的なサービスです。アメリカでは、Free Ad-Supported Streaming TVというカテゴリーでFASTと呼ばれたりします。アメリカでは、Pluto TVやXumoなどがFASTのカテゴリーに属しているサービスとなります。
Subscription Video On Demand (SVOD):サブスクリプションの収益をベースとした月額定額動画配信サービスになります。日本では、Huluや、Paraviといったサービスが代表的なサービスです。世界的なサービスとしては、NetflixやAmazonプライムなどがこのカテゴリーに属しているサービスになります。
Transactional Video On Demand (TVOD):都度課金型の動画配信サービスになります。コロナ禍でオンラインの音楽コンサートが増えたかと思いますが、そういったものはTVODと言えます。1回であったり、一定の短期間を対象とした動画サービスに対する課金モデルとなります。