「三・一精神の核心は『先制的な愛の実践』『先制的な正義の実践』『先制的な平和の構築』」とし「三・一精神は100年が過ぎた現在でも全く到達できていない」と述べた。
最近韓国で見られる反日感情の助長は三・一精神に真っ向から背く。先制的に愛・正義・平和を実践するのでなく、先制的に日本を排斥しているからだ。20万ウォン(約2万円)を超える小中高校の日本製品に対して「日本戦犯企業」ステッカー付着を義務づけようとする京畿道(キョンギド)議会の条例案は効果がないうえ、日本の反発を招く事案だ。日本の経済的報復と共に韓日米安保連携の亀裂を呼ぶため、墓穴を掘るような行為だ。
全国17の市・道教育庁のうち10の教育庁が校歌の作詞・作曲者の親日履歴を調査して変更するというのも度が過ぎる。作詞・作曲者の親日履歴は民族問題研究所が2009年に出した『親日人名辞典』登載を基準に判断する。問題は親日選定基準が恣意的だという批判があるうえ、歴史的な人物に対する評価を親日という基準で画一化するのも問題がある。