次亜塩素酸水などの液体の微量な濃度を現すときは「ppm」「ppb」といった割合を使用する。ppmとは百万分率で、%と同じように使い、1ppm=1㎎=0・0001%となる。ppbはppmよりさらに1000倍低い値だ。

例えば、塩素濃度50ppmの次亜塩素酸水は、水1リットルに対して50㎎の次亜塩素酸が含まれている、という意味になる。

スマートフォン画面やテーブルの上などの固体表面を殺菌する際は約25ppm、空間噴霧する際は約50ppmの濃度を使用するのがよい。50ppmの次亜塩素酸水を噴霧した場合、空気中の次亜塩素酸水濃度は最も高い濃度でも約20ppbのため、人体に無害である。嘔吐、痰など有機物が含まれているものを殺菌するには100〜500ppmなど高濃度で使用することが望ましい。

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