「本革」とは、革の最表面である「銀面付」の革のことを指します。
この「銀面」とは、動物の皮の一番外側にある薄い表皮を除去した「真皮」の表面のことをさします。「真皮」が残っているので、顕微鏡でよくみると毛穴や毛穴の配列まではっきりと見えます(肉眼で確認できるものもあります)。この「真皮」が残っている状態の革が「銀面付」または「銀付」です。英語では「Grain/グレイン」とよばれ「グレインレザー」とよばれるものは「銀付革=本革」を意味しています。
この銀面があることで、革本来のもつ風合いがあり、繊維が細かく、頑丈で耐久性に優れています。また銀面に型押し等の加工をすることにより、色々な表情を楽しむことができます。