新型コロナウイルスの感染予防策として、米国人の4%が漂白剤を飲んだり、うがいに使ったりしたというのだ。米国全体に換算すると、実に1200万人が飲んだことになる。

調査に回答した502人のうち4%は、過去1カ月の間に薄めた漂白剤を飲んだ、またはうがいに使ったと答え、石鹸水についても4%、家庭用消毒剤についても4%が同じ行為をしたと答えたという。

1973年に行われた違法薬物の使用に関する研究では、薬物一覧の中に嘘の薬物名を混ぜて参加者に使用経験を尋ねたところ、回答者の4%は実在しないその薬物を使ったと答えた。

ここでの数字もまた4%であることに、お気づきの人もいるかもしれない。

これをトカゲ人間の定数(Lizardman’s Constant)と名付けている。

 その報告によれば、人間に姿を変えたトカゲ型宇宙人たちが米国を支配しているという説を信じると答えた人は、回答者の4%を占めたという。

4%という数字は、このような珍妙な陰謀論が本当に信じられているという事実よりも、回答者の不注意や悪意を反映している可能性のほうがはるかに高いという。

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