あなたが「不安―気晴らし」という習慣のループに陥っているなら、自分が望まない習慣をつくり出し、それを継続させる「引き金―行動―報酬」というプロセスを明らかにする必要がある。引き金(不安)、気晴らしの行動(食ベる、酒を飲む、テレビを見る)、報酬(引き金の気晴らしをすることで気分がよくなる)を認識するのだ。
その習慣のループがどれだけの報酬をもたらすかを考えよう。脳は報酬のレベルに基づき行動を選択する。無理に食べないとか、ソーシャルメディアをチェックしないようにするのではなく、自分の行動が招く精神的・身体的な結果に焦点を当てよう。
最後のステップが「BBO(Bigger Better Offer:より大きくて、よりよい試み)」を見つけることだ。脳は報酬のレベルがより高い行動を選択するので、悪い習慣よりも報酬レベルが高い行動を見つける必要がある。