1999年にGoogleはKleiner PerkinsおよびSequoia Capitalから$25M調達しており、その担当パートナーがDoerr氏。資金調達の条件の一つとして、経験豊富なCEOを採用することとしており、LarryとSergeyは18カ月間もの間、複数の候補者と面談を繰り返していた。
Ericが面接に訪れたGoogle本社は偶然にもSun Microsystems社がかつて居を構えていた建物で、Ericが働いたことのある場所。部屋に入ると壁にEricの経歴が投影され、たくさんの食事が並んでいた。90分間にわたり、LarryとSergeyはEric率いるNovell社の技術的な戦略に関する批評を行い、当時採用していたプロキシキャッシュの必要性を否定されたそう。同じコンピュータサイエンスおよびネットワークの領域にて高い技術的専門性を持っていた三人は意気投合し、Ericの社長就任に至る。