LINEやメルカリなどはネット企業であり、こうした加盟店開拓がとても苦手だ。リアルな世界で汗をかく営業活動が、からきし下手だったりする。

 一方、ソフトバンクとヤフーが手掛ける「PayPay」は、全国に20箇所の営業拠点を設置し、数千人規模のローラー作戦で加盟店開拓を続けている。実際、地方でもPayPayが使える小さなお店を発見することもある。いまでは全国で185万以上の場所で利用可能だ。

 また、NTTドコモは、全国のドコモショップを手掛ける販売代理店に「d払い」の加盟店開拓を委託している。もともとドコモショップで法人営業として携帯電話の回線を販売していることもあり、その延長線上で「d払い」を売り込むというわけだ。

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