天気予報アプリ「Dark Sky」がAndroid向けに登場してから、この5月で4年目になる。だが、このアプリは7月1日にサーヴィスを永久に停止し、ウェブサイトは天気予報の配信を中止する。
その“死因”とは、アップルによる買収である。
Androidユーザーにとっては、まさに最悪の選択だ。例えば、Dark Skyの優れた部分をすべてコピーし、アップルの標準アプリの一部として無償提供するシナリオは、いとも簡単に想像できるだろう。
これはかなり頻繁に行われていることで、こうした戦略を呼ぶ「シャーロッキング(sherlocking)」という言葉まであるほどだ。ちなみにシャーロッキングという呼称は、アップルが2002年にコピーし、実質的に葬った「Sherlock 3」というインターネット検索ユーティリティにちなんでいる。