Apple Pay、Google Pay、Samsung Payを使うと、顧客のクレジットカード番号はランダムに生成されたコードに置き換えられ「トークン化」される。支払い分野のコンサルタントであるデボラ・バックスリー氏によると、Apple Payのようなサードパーティのウォレットを経由して行われた支払いをリテーラーが受け取ったとき、どのモバイルウォレット機能を使ったのか、分からないという。顧客データを活用したマーケティングやプロモーションが行えない。
顧客が誰であるか明確に理解できなければ、データを使って顧客との関係性を構築することも難しくなる。