コミュニケーションでは顧客に寄り添う一方で、商品については顧客の声を聞き過ぎないように気を付けている。というのも、顧客の要望に寄り過ぎて、商品から小嶋氏ならでは感が薄れると、結果的にブランド価値を損なうからだ。Her lip toはドレッシーで、ロング丈の洋服が多い。そのため、SNS上には「自転車に乗れない」といった、実生活に根付いた悩みが投稿されることもある。そういう場合には「リゾートに着ていくと素敵に見える」という風に商品コンセプトに基づいて提案をすると、きちんと共感を得られるという。

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