抗体検査では、基本的に免疫グロブリンの5種類のうち「IgM」と「IgG」(まれにIgA)を測定する。IgMは感染初期およそ7日目に生成され、IgGは感染からだいたい10日目以降につくられる抗体である。つまり、IgMがあれば感染初期、IgGがあれば感染後期かすでに治癒したことが大まかにわかるのだ。IgAは、主に喉や気管支、腸の粘膜に存在している抗体である。

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