人々がスマートフォンをどう利用しているかを観察すると、通話やメールを除けば、グーグルをはじめとする各種アプケーションにアクセスしている機会が多くを占める。そのためマーケターは、小さな広告枠を購入する代わりに、消費者の生活に付加価値を提供し、ブランドとの長期的な関係性を高めるアプリを構築する必要があると指摘した。そのうえで同論文では、アプリを活用するために、(1)利便性を加える、(2)独自の価値を提供する、(3)人とのつながりに役立つ価値を提供する、(4)インセンティブを提供する、(5)娯楽性を持つ、という5つの戦略を提言している。