扁桃体を落ち着かせ、体内のパニックボタンを外すカギは、自分自身から意識を逸らすことにある。失敗するのではないか、聞いている人が好感を持ってくれるだろうか、といった自意識を捨て、聞き手の役に立つことに意識を集中させる。

 人を思いやる気持ちが増すほど扁桃体の活動が抑えられることが、研究によってわかっている。人への思いやりや親切心には、闘争・逃走反応を鎮める迷走神経を活性化させる力がある。人に親切にすると、ストレスが緩和され、気分が落ち着く。

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