ニッケル-コバルト-アルミニウム化合物やニッケル-マンガン-コバルト化合物の代わりに、リン酸塩を使ったバッテリーの生産を始めている。これに目をつけたテスラは、リン酸鉄リチウムを使ったバッテリーを選択肢のひとつに加える方向で検討中という。

テスラの最高経営責任者(CEO)イーロン・マスクは18年、将来的に自社のEV用バッテリーへのコバルトの使用をやめると宣言している。だがそうなると、テスラの中国でのビジネスは短距離仕様のクルマが中心になるだろう。リン酸塩を使用したバッテリーには、コバルトを使ったものと同等のパワーはないからだ。

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