人が美術館やギャラリーで絵画を見て評価を下す際には、絵画そのものの価値を基準にしているわけではないことを発見した。むしろ、人はむしろコントラストの影響を受けやすく、芸術を鑑賞するときにも継時刺激効果(現在の知覚が先行した刺激の影響を受ける現象)のバイアスがかかっているというのだ。

要するに、魅力的な絵画を見たあとのほうが、次に見た絵画をより魅力的であると判断するようになる。反対に、前に見た絵画がそれほど素晴らしくなかった場合は、次に見た絵画の魅力も薄れてしまう。

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