人が仕事を辞める理由として次の2つが指摘されている。離職誘発ショックと、職務定着の低さである。

 離職誘発ショックとは、組織に留まるべきかどうかを考え直すような出来事で、組織的なショック(例:幹部の交替、M&Aの告知)の場合もあれば、個人的なショック(例:社外からの仕事のオファー、子どもの誕生)もある。

 職務定着とは、人が組織に深く結びついている状態を指す。仕事やコミュニティで十分な社会的結びつきがない場合や、自分の仕事がみずからの関心・スキル・価値観と合致していないと感じる場合は、職務定着の度合いが低く、離職するリスクが高い。

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