学校閉鎖がプラスの効果をもたらす可能性があるのは、ごくわずかな期間だ。ウイルスが国内に定着してしまった時点で、学校は閉鎖しないという方針が英国における基本的な政策である。

2009年の豚インフルエンザの流行時には、その政策が実行された。パンデミックの開始時に、豚インフルエンザに感染した生徒が在籍している英国の複数の学校は、感染拡大を阻止するために閉鎖され、感染者が急増したのちに学校は再開された。

最も大きな理由は、ウイルスが蔓延してしまったら、学校を閉鎖しても医療サーヴィスへの影響が減らないからだ。

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