グーグルのウェブ検索アルゴリズムの開発は、米政府の科学技術振興機関、国立科学財団(NSF)の助成を受けていたことがわかった。電気自動車(EV)メーカーのテスラは当初、資金調達に苦慮していたが、米エネルギー省から3億8000万ポンド(現在の為替レートで約545億円)の融資を確保できたことで救われていた。実際のところ、イーロン・マスクが創業した3社──テスラ、太陽光発電のソーラーシティ、宇宙開発のスペースX──は、さまざまなかたちで計39億ポンド(約5,300億円)近くに上る公的支援を受けていた。米国の名だたるスタートアップは、多くが創業後まもない時期に、米政府のヴェンチャーキャピタル(VC)ファンド、中小企業技術革新研究プログラム(SBIR)から資金支援を受けていた。