2015年、フロリダ州には、入院期間が15年以上の「心神喪失ゆえに無罪」となった患者が24人いた。テキサス州は27人、コネチカット州は40人、そしてジョージア州は43人。ニューヨーク州とワシントン州は、それぞれ60人ほどだった。
何らかのデータがある28州と首都ワシントンには、入院期間が2年を超す「心神喪失ゆえに無罪」となった患者がかなりの割合でいる。入院期間が5~15年の患者は約1000人だ。
入院期間が15年以上の患者は400人を超え、そのうち25年以上の患者が100人を上回る。さらに、30年以上の患者は60人を超えていた。