「多言語については、既に英語、中国語、韓国・朝鮮語、スペイン語、ポルトガル語などで情報提供を行っている自治体がかなりの数あり、その流れは続けるべきだと思います。しかし、このようなメジャー言語だけで発信した場合、そこからこぼれ落ちる人が必ずいます」
「定住外国人の95%をカバーする国・地域の公用語は17言語あり、これらをすべて公平に扱うとしたら、コストは巨大なものになってしまいます。自動翻訳を使えばいい、と言われるかもしれませんが、現時点では十分に実用に耐えるレベルとは言えません。機械で自動的に翻訳して問題がなければ、100言語でも出していいのですが、現状では人がチェックできないと出せません」