「アスクルは文房具大手、プラスの一事業として始まりました。プラス創業家の今泉嘉久会長と私が『21世紀のプラスはどんな会社になるべきか』と考え、お客様に直接お売りする通信販売にたどり着きました。最初はファックスを使った通信販売、私を含む担当者4人で1992年にスタートしました。

 アスクルは『今日注文したオフィス用品が明日来る』のコンセプトで成長しました(2000年にジャスダックに上場し現在は東証一部。2019年5月期の売上高は3874億円)。そこへアマゾン・ドット・コムがやってきます。アマゾンに最初に食われるのは我々、カタログ販売だと危惧し、BtoC(消費者向け)ネット通販を立ち上げるためヤフーと業務資本提携を結びました。第三者割当増資で45%の株を持ってもらいました。それが2012年です」

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