リクナビが特定企業の内定を得た学生の「内定辞退率」を予測して、その企業に数百万円の価格で販売していたという内容でした。リクナビが「内定辞退率」を予測するのに利用したのが、学生の個人情報に紐付いた自社サービス内の閲覧情報、つまりCookieです。
リクナビは、求職者と求人企業をマッチングするサービスですから、個人情報の提供は必須ですので、それと閲覧情報と紐付けるのは当然の流れといえるでしょう。しかし、そのデータ利用を自社内分析だけに留めていたなら問題はなかったのでしょうが、販売してしまっては、やはり「やりすぎた」と言わざるを得ません。