ワーナーが新作映画を劇場と配信で同時公開すると宣言すると、映画館チェーン大手AMCシアターズの最高経営責任者(CEO)から映画製作者まで、多くの人が怒りをあらわにした。
『DUNE』の監督のドゥニ・ヴィルヌーヴは、ワーナーの親会社であるAT&Tが「映画史上で最も尊敬され、かつ重要なスタジオのひとつ」を乗っ取ったと非難した。誰もが理解していることだが、動画配信は映画産業を脅かすとヴィルヌーヴは警告する。『DUNE』のような超大作をストリーミングでも提供すれば、映画館は新型コロナウイルスのあおりを受けた閉鎖以上の長期的な影響を被ることだろう。