世界保健機関(WHO)によると、シリアル番号のようで呼びづらかった「2019-nCoV」という呼称を今後は使用しない。世界中で40,000万人以上の感染者と1,000人以上の死者を出したこの病気には、「COVID-19」という正式名称が付くことになった。

「COVID-19」という名称には、「CoronaVirus Disease, 2019」(2019年にコロナウイルスにより発生した病気)を意味する。また、国際ウイルス分類委員会のコロナウイルス研究部会は、発表した論文(まだ審査前の草稿の段階だが、通過する見込み)のなかで、病原体となったウイルスの名称を「SARS-CoV-2」(Severe Acute Respiratory Syndrome Coronavirus 2=重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2)と定めている。

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