「もっと足元にチャンスがある」ということ。自社が持っているアドバンテージや、他にはない固有の潜在力を活用して、どう表現したら新しいマーケットをつくることができるのかを考える。

「これからマーケットがシュリンクするから、俺たちも規模が縮小する必然性がある」。このような考え方は、ディフェンシブ(防御的)な観念としては持っていなければいけないけれども、それをオフェンシブ(攻撃的)な新しいものをつくるための条件としてディフェンシブなこともやらないといけない。

 でも、マインドが一方的にディフェンシブな方向にシュリンクしていったら、全体像そのものがシュリンクする。だから新興の市場で、マクロマーケットのシュリンクしている実態とか、シュリンクのリスクはマクロマーケットの中にあるということを何にも知らず、ただひたすら自分の思いを実現して、これをちゃんと事業として成立させるために、あがきながら努力しているやつは、これからどんどん伸びます。

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