中国の戦国時代に蘇秦や張儀らの行なった一種の外交術。戦国中期に西方の秦が強大になり,東方諸国の征服をはかった。そのとき蘇秦が燕,趙,韓,魏,斉,楚の6国の王に相互に同盟して秦に対抗するよう説いたという。このように団結して秦にあたるのを合従といい,逆に張儀が6国を個別に秦と同盟させ,秦に服従させようとした方法を連衡という。このように弁論をもって各国の君主に説き,合従や連衡などを進言した人々を縦横家という。

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