Facebookへの投資家一号だったPeter Theilは2004年当時$500K出資し、上場を果たした2012年に大部分を$1B程度で売却している。このような少額の投資でとてつもないリターンを手にしている。余談だが、Thielは$500Kを単独出資した次のシリーズBでFacebookへの追加出資をバリュエーションが高すぎるという理由で見送っており、実は大きな利益をつかみ損ねている。売却のタイミングも遅らせていたら(IPOした2012年に対し、現在の株価は7倍程度に膨らんでいる)、1兆円を優に超えるリターンを手にしていたと言われている。