開発者らに求めるのは「最も洗練されていないユーザー」の立場になってみること、つまりテクノロジーに疎い人や、ウィーチャットを初めて試す人の視点に立つことである。
彼はテンセントに加わって間もない頃から、自チームに対し、この「愚かなユーザーの視点」を養うこと、その方法として「10・100・1000の原則」を用いることを促してきた。プロダクトマネジャーには毎月、10人のエンドユーザーにインタビューし、ユーザーのブログを100件読み、ユーザー体験に関するフィードバックを1000件集めることが求められている。