「カーソル開発を始めたころ、例えばホーム画面上でアイコンにアクセスする場合など、高い精度が不要なときには指を使った自然で簡単な操作感を実現する必要があり、それと同時に、テキスト編集などの高い精度を必要とするタスクにも自然に移行できるようにする必要がある、と考えた」
「そこで、目の前のタスクを実行するためにエレガントに変容する円カーソルを思いついた。例えば、ボタンの周りではフォーカスを示すよう変形したり、変形して別のボタンにジャンプしたり、テキスト選択ではIビーム(I字型カーソル)になる。状況に応じてより精度の高い形状に変わるようにした」