スマートフォンや有機発光ダイオード(OLED)パネル蒸着設備の90%以上が日本製であり、電子羅針盤やタッチスクリーンのような基本技術はその大部分を日本が保有している。自動車は韓国にとって半導体に続く2番目の輸出品目だが、これも日本の技術なしには電気自動車もエコカーも製造できない。自動走行車などに必要な超精密カメラの光学レンズもその技術は日本のものだ。世界第1位とされる造船産業は環境に害のない高性能塗料の90%以上が日本製であり、建設分野では小型掘削機の90%を日本などから輸入している。日本がその気になれば、韓国の主力産業のほとんどが大きな打撃を受ける構造を抱えているのだ。