焼き物は大きく分けて、陶器と磁器にわかれます。

陶器と磁器の一番の大きな違いは材料の違いです。
一般的に、陶器は土物、磁器は石物と言われています。

土物とは主に自然界に取れる粘土(地面を掘った時に出る粘土層)を原料とし、
石物とは陶石と呼ばれる石の粉(ガラスの材料で使われる長石、けい石を多く含有する)に
粘りを与えるために粘土を混ぜて使用するものです。

材料の違いはもちろん焼成後の特徴に変化を与えます。
粘土を主原料とする陶器はたたくと鈍い音がしますが、
石の粉を材料とする磁器は焼成後に半ガラス質となるため、
たたくと高い澄んだ音がします。

更新情報知らせます はい 不要