D2Cという表現を用いるブランドの大半は、Amazonを全力で避ける。「Amazonでブランドを立ち上げることで失うのは、顧客体験だ」と、同氏はいう。
また、Amazonはプラットフォームであって、自らの利益を念頭に置いている。Amazonはすべてのベンダーから売上の15%をかすめとっているという事実が、何よりもそれを物語っている。それだけではない。Amazonがいまのやり方を何の前触れもなく急に変える可能性もあるのだ。「Amazonの仕事は、Amazonに利益を生むこと、Amazonの条件で顧客体験を提供することだ」