魚の筋肉には『ヒスチジン』というアミノ酸が多く含まれていて、魚の筋肉にいる細菌の作用で、『ヒスタミン』に変わってきます。

このヒスタミンを多量に食べると、アレルギーと『同じような』症状が出てくることがあるのです。

これを『ヒスタミン中毒(スカムロイド中毒、サバ中毒などといった別名もあります)』といいます。

アレルギー症状もヒスタミンによって起こる事が多いので、症状の区別がつきにくいのですね。

アレルギーとは、免疫的な作用が関係して、『自分の体からヒスタミンが作られて起こった場合』を指します。

そして、ヒスタミンを多く食べて起こった症状は、自分自身の免疫的な作用が関係していないので、アレルギー症状ではなく『食中毒』というのですね。

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