1976年、イタリアの経済学者であるカルロ・チポラ氏は「人類の愚かさに関する基本的な法則」を発表しました。チポラ氏の提唱する5つの法則は以下の通り。
1.常にかつ必然的に、誰もが集団における「愚かな人の数」を過小評価している
2.特定の人物の潜在的な愚かさの可能性は、その人の他の特徴とは全く関係なく存在する
3.愚かな人は個人や集団に損失を発生させ、かつ自分自身も得をせず、場合によっては損をする
4.愚かでない人は、愚かな人によってもたらされる損害を過小評価する。また愚かではない人は愚かな人々とやりとりや関係があったことを忘れがちで、それが過ちへとつながる
5.愚かな人は、最も危険なタイプの人である