ウナギの頭が半助と呼ばれる由来は諸説ある。その昔、1円を「円助」と呼び、ウナギの頭ひと山の売値がその半分の50銭だったためという説。ほかにも、半助という名前の男が売っていたとか、半人前のことを半助と呼んでいたことから名付けられた-などがある。

 関東では食べる習慣はなく、その理由はかば焼きにするときの焼き方の違いのようだ。関東では焼く前に頭を落としてから蒸すが、関西は丸ごと火にかけ、焼き上がってから頭を落とす。このため頭にはタレが染み込み、安くても売り物になったという。

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