包摂的なリーダーとそうでない人の違いとして、我々が認めた特性もしくは行動とは、次の6つである。
目に見えるコミットメント:多様性への本気の取り組みを明言し、現状に疑問を投げかけ、他者に説明責任を課し、多様性と包摂を自分の優先課題としている。
謙虚さ:自分の能力に関して謙虚であり、過ちを認め、部下に貢献の余地をつくる。
バイアスへの認識:個人には盲点があること、そしてシステムには欠陥があることを認識し、実力主義を徹底するために尽力している。
他者への好奇心:他者にオープンな姿勢と強い好奇心を示し、人の言葉に是非を問わずに耳を傾け、共感を持って周囲の人を理解しようと努めている。
文化的知性:他者の文化に配慮し、必要に応じて適応している。
効果的なチームワーク:部下に権限を持たせ、思考の多様性と心理的安全性に気を配り、チームの結束に重点を置いている。