DroidCamを使えるようにするには、次の手順を参考にしてほしい。
1. Google Play ストアからDroidCamをスマートフォンにダウンロードし、次にWindows用クライアントアプリ「DroidCam Client」をノートPCにダウンロードする。
2. ノートPCでDroidCam Clientを開き、スマートフォンでDroidCamアプリを開く。
3. ノートPCとスマートフォンが、どちらも同じWi-Fiネットワーク上にあることを確認する。
4. スマートフォンのDroidCamアプリで、「Wi-Fi IP」と「DroidCam Port」の横に表示されている数字をメモする。
5. ノートPCのDroidCam Clientで、表示されたダイアログボックスのそれぞれのフィールドに数字を入力し、「Start」をクリックする。
手順4と5は、Zoomなどの任意のヴィデオ会議プラットフォームで、スマートフォンのカメラをウェブカメラとして使うたびに繰り返す必要がある。あとはオンライン会議の設定で、カメラ入力をDroidCamに変更するだけでいい。オーディオ入力もDroidCamに変更することで、スマートフォンをマイクとして使うこともできる。
これらの手順が手間だと思う人は、スマートフォンをUSBケーブルでノートPCに接続し、DroidCamだけを使うこともできる。多少の初期設定が必要だが、いったん設定してしまえばあとは簡単だ。スマートフォンをノートPCに接続して、「設定」の「システム」にある「開発者向けオプション」から「USBデバッグ」を有効にする。
「開発者向けオプション」が見つからない場合は、「設定」の「端末情報」を表示して、「ビルド番号」を7回タップすればいい。あとは、DroidCamアプリとノートPCのDroidCam Clientを起動し、USBアイコンをクリックすればスマートフォンが自動検出されるはずだ。