米国の労働人口のおよそ30%にあたる4200万人が、小売、飲食サービス、介護、看護補助、清掃、保守の仕事に就労し、そのすべてで時給の中央値が15ドルを下回った。その人口は、製造職910万人、技術職推定470万人に比べて、はるかに多い。米国で最も人口の多い職業は、過去10年間変わらず小売販売業であり、2018年の時給の中央値は、たった11.33ドルだった。いまから2026年までのあいだに最も成長すると見込まれている職種は、訪問看護助手と介護助手であり、その時給の中央値は、わずか11.63ドルと11.55ドルである。