ワールドアスレティックス(世界陸連)は今年1月、競技用シューズに関する新たな規則の導入に踏み切った。カーボンプレートの入った“厚底”シューズによる記録更新が続出したことが理由で、この種のシューズが競技に及ぼす影響を巡る調査は現在も続いている。

厚底シューズはテクノロジーを利用したドーピングに等しく、パフォーマンスシューズを履いた選手が出した記録は公式に認められるべきではないとの批判もある。自分の走りはシューズの性能とは関係ないと主張する選手がいる一方で、ジェプチルチルは記録を出せたのはテクノロジーのおかげであると認めている。彼女は大会後のインタヴューで、「最後の5kmは疲れ果てていましたが、新しいシューズが記録更新を助けてくれました」と語った。

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