中国で35歳の男がベトナムの9歳の少女を買ってきて自分の嫁にしようとしたというニュースを、子供の人権を守りたいという生ける聖人アグネスチャンに通報したところ、アグネスは華麗にスルーしたことが分かった。

この人身売買のニュースは中国のサイトで11月2日付に掲載された。そのニュースによると、人身売買まがいのことをしていたのは中国陝西省の農村にすむ35歳の男性。彼は今年の1月に8~9歳の少女を連れ帰って来た。そして、親戚をあつめ結婚式を行い、自分の嫁にしたという。

しかし、少女があまりにも幼いため警察が動いた。調べてみたところ、32000元でベトナムから買ってきた少女だったことが分かったという。

その後少女はベトナムに帰されたそうだが、これは確実に人身売買である。児童の人権に強い関心を向けているアグネスなら当然烈火のごとく怒るだろう。そこで、これをネットの有志が11月2日11時にアグネスにTwitterで通報。コメントを求めたという。

その結果は…なんとアグネスはこの通報を見事にスルー。一切コメントをせずに無視を決め込んだのだ。

子供の人権を守りたいと日本では声高にアピールするアグネスが、自国の中国で起きた人身売買のニュースに対しては何らコメントを発することがなかったのだという。

実は、前々からアグネスチャンは、中国での人権を無視したニュースに関しては一切批判をすることはなかった。チベットでの人民弾圧の際も世界中で非難の声が上がったにも関わらず、何もコメントをすることがなかったくらいである。

今回のスルーも当然といえば当然かもしれない。

中国がすることや中国で起こったことには文句は言わず、日本では涙ながらに子供の人権を訴えるというダブルスタンダード。相手によって自分の意見をかえるような卑怯者が子供の人権や平和について語っても説得力がなさすぎるのではないだろうか。

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