検察庁という、本来、厳正に犯罪を取り締まるべき役所、その中でも、エリートが集まり、肩で風を切り裁判官も弁護士も馬鹿にしながら好き勝手にストーリーを描き刑事司法を壟断してきた特捜部の中で、犯罪が行われたと検察庁が主張し、そうではないと元特捜部長、副部長が全面的に争うという、日本どころか、世界の犯罪史上、類を見ない特異な事件となっていて、映画やドラマどころではない、見せ場満載の劇場型公判になることは間違いないでしょう。

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