若いカップルが新婚旅行から帰ってきた。
さあこれから新しい生活の始まりだ。
翌朝、夫がシャワーを済ませてから台所に行ってみると、妻が泣いていた。

「どうしたんだい、ハニー?」
「今朝、あなたに素敵な朝食を作ってあげようと思って台所に降りて来たの。
 でもお料理ができないの」

夫が微笑みながら言う。

「さあ、泣かないで。
 料理や掃除なんかできなくてもちっとも気にしてないから、2階のベッドへ行こう。
 そこで僕が朝御飯に食べたいものを教えてやるよ」

その日、夫が昼食を食べに帰ってくると、妻がまた一人台所で泣いている。

「今度はどうしたの、ハニー?」
「昼食に何か作って上げようと台所に来たんだけど、やっぱり料理ができないの」

夫は再び微笑んで言った。

「ベッドに行くってのはどうだい?僕の昼御飯はそこでいただくよ」

その日の夜、仕事から帰ってくると、素っ裸の妻が階段の手すりを滑り降りていた。
シューという音と共に、手すりを滑り降りてくる様子を3度目にして、夫が言った。

「ヘーイ、いったい何をしてるんだい?」

妻が答える。

「あなたの夕食を温めてるの 」

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