交通違反キップの不服
交通違反キップを切られた人は、たいていその場で書類に署名して自分の罪を認めるが、違反内容に不満がある場合は、署名をせず、罰金を払わないで不服を申し立てることができる。この場合、交通捜査課や検察庁や略式裁判に出頭することになるが、最終的に不起訴処分になれば無罪となり、当然、罰金も反則点数もない。あまり知られていないのは、不服を申し立てたケースの9割が、最終的に不起訴処分となっていることである。つまり、「この交通取締りはおかしい」として争った人の9割が、最終的に無罪になるのである。