だいぶ昔のニュースですが、10代の女の子が二人、「死ぬ理由はないけど生きてる理由もない」という内容の遺書を遺してビルの上から飛び降りて死んだ、というのをTVで見ました。ときどきその子達の事を考えます。僕がもし、今まさに飛び降りんとするその二人と、フェンス越しに話をするチャンスに恵まれたとして、何を言えば、また何をしたら、二人は金網のこっちに戻ってきてくれるんだろうか。4コママンガの3コマ目まで見せて、金網のこっちに来たら4コマ目を見せたげる―、という手はどうだろう。けっこーイケるんじゃないかしら。でも、スンゴク面白いやつじゃないと効果はないよなぁ。4コマ目で死ぬほど爆笑のオチがついて、彼女らの気分が変わって、元気になって、明日また学校に行けるようになるといいなぁ。そんな力を持った漫画が描けたら、バカ売れまちがいなしだなぁ。描けるといいなぁ。

幸村誠 コミック『プラネテス』第3巻あとがきより (via sag) (via hetaru) (via kuwataro)
2008-02-11 (via gkojay) (via atorioum)
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