フランクリンは、自分を嫌っていると思われる人から本を借りるという方法をとりました。フランクリンからの依頼を無下に断わるわけにもいきませんから、不審に思いながらも本を貸すことになったわけですが、「何故嫌ってる人間に自分は本を貸してやるのだろう?」と無意識的に悩んだ結果、「嫌いな人間に本を貸すはずはないから、自分はフランクリンを嫌っていないのだろう」という自己正当化心理が働き、その後はフランクリンを嫌うような行動をとらなくなったのだそうです。

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