昼にスーパーに行くと、ジジババがミネラルウォーターに殺到していた。 
口々に自分の身が心配だとか政府の悪口だとかを言いながら水を買い占めていく。 
彼らは金もたっぷり持っているし、時間もたっぷりある。買い占めの中心グループだ。 
そりゃそうだ、ジジババ達へ年金を納めるために働いている若者が、昼にスーパー行けるわけがない。 
私は時間が自由になる仕事なのでまだ買い物に寄ることができるが、共働き夫婦はどうしろと言うんだ。 

案の定あっという間に水は売り切れ、赤ちゃんを背負った若奥様、妊婦さん、 
会社を早退して慌てて駆けつけてきたサラリーマン、みんな水が買えなかったとのこと。 

もう老人の60代70代がそんなもん気にしたって、放射線の影響より先に寿命が来るだろ。
科学的にも今の量ならば、胎児・乳児には注意が必要な一方、 
代謝の少ない老人が気にしたって意味ないってことははっきりしている。 
あいつらは、どうして若者や子どもや妊婦に譲ってあげようと思わないんだ。
本当に汚い奴らで、吐き気がこみあげてきた。 

もうオレはこの先の人生、老人のためになるようなことは一切やらん。 
あいつらが日本を滅ぼしている、ということが本当にハッキリと分かった一日だった。 

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