『風の歌を聴け』と『1973年のピンボール』という最初の2冊は、すんなり書けたとは思ったのですが、両方とも作品の出来には満足できなかった。いまも満足していません。2冊を書き上げ、もっと野心が出てきたのです。
それで最初の長編小説(前2作は、どちらかというと中編でした)となる『羊をめぐる冒険』を書きました。脱稿まで3、4年かかったでしょうか、とにかく泉を掘りあてようと懸命に努力しました。ですので、自分の作家活動のスタート地点は『羊をめぐる冒険』、というのが僕の意見です。
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『風の歌を聴け』と『1973年のピンボール』という最初の2冊は、すんなり書けたとは思ったのですが、両方とも作品の出来には満足できなかった。いまも満足していません。2冊を書き上げ、もっと野心が出てきたのです。
それで最初の長編小説(前2作は、どちらかというと中編でした)となる『羊をめぐる冒険』を書きました。脱稿まで3、4年かかったでしょうか、とにかく泉を掘りあてようと懸命に努力しました。ですので、自分の作家活動のスタート地点は『羊をめぐる冒険』、というのが僕の意見です。