・格差が小さいということは、労働生産性に見合った賃金が支払われていないということであり、その国は成長率も低い。その典型が日本で、過去20年間に日本のジニ係数は0.27から0.3に上がっただけである。そして1990年代以降、ドルベースで見た日本の名目GDP成長率はほぼゼロで、主要先進国で最低である。
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・格差が小さいということは、労働生産性に見合った賃金が支払われていないということであり、その国は成長率も低い。その典型が日本で、過去20年間に日本のジニ係数は0.27から0.3に上がっただけである。そして1990年代以降、ドルベースで見た日本の名目GDP成長率はほぼゼロで、主要先進国で最低である。